家族葬はどこまで呼ぶ?親族の範囲・連絡の仕方・断り方を元・後見人が解説【2026年最新】

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「家族葬を考えているが、どこまで呼べばいいのか分からない」
「親戚を呼ばなかったら後でトラブルにならないか」
「家族葬と言われたが、自分は参列していいのか」

こうした疑問は、家族葬が増えている今の時代に誰もが直面する問題です。

私は成年後見人として被後見人Aさんの葬儀に関わりました。

身寄りがほぼいない状態での葬儀手配——誰に連絡するか、どこまで呼ぶか、どの葬儀社に頼むかを、後見人という立場から判断しなければならない経験でした。

この記事では、「家族葬はどこまで呼ぶか」という疑問を、遺族側・参列者側・後見人という3つの視点から解説します。法律的な決まりではなく、実務と実体験に基づいた現実的な判断基準をお伝えします。

この記事でわかること

  • 家族葬の定義と一般的な人数・規模
  • 親族の範囲(親等)の考え方と実際の目安
  • 嫁の親・友人・会社関係者への対応方法
  • 呼ばなかった人へのトラブル防止策
  • 連絡方法・文例・断り方の具体的な方法
  • 呼ばれた側のマナー(服装・香典・弔問)
  • 後見人として葬儀を手配した実体験

くじら99

この記事を書いた人:くじら99(元 成年後見人)

遠方(300km以上)に住む認知症の親族のため、働きながら家庭裁判所に選任され成年後見人を務めた経験を持つ会社員。

免責事項

当サイトは個人の成年後見業務の実体験に基づく情報提供であり、法的なアドバイスを行うものではありません。個別具体的な手続きについては、弁護士・司法書士などの専門家や管轄の家庭裁判所等へご相談ください。

目次

第1章:家族葬とは?一般葬との違いと「どこまで呼ぶか」の基本

家族葬の定義と一般的な人数・規模の目安

家族葬とは、家族や親族などの近親者だけで故人を見送る葬儀形式です。参列者を近親者に限り、お通夜・告別式などを小規模で執り行います。

重要なのは家族葬には法律上の定義も人数制限もないという点です。

家族葬という言葉から「人数に制限があるのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、法律や規則としての人数制限はありません。

一般的には家族葬は10名から30名規模で、ご遺族のほか、お付き合いの深い近親者のみが葬儀に参列するケースが多いようです。

費用の目安として、2024年に鎌倉新書が行った「第6回お葬式に関する全国調査」によると、家族葬の費用相場は105.7万円で、内訳は斎場使用料や火葬料などの基本料金が72.0万円、飲食費が17.1万円、返礼品費が16.5万円です。

家族葬と一般葬の違い

項目家族葬一般葬
参列者近親者のみ(10〜30名程度)友人・会社関係者含む(数十〜数百名)
費用相場約105万円約150万円以上
準備の手間少ない多い(会葬礼状・返礼品等)
香典収入少ない多い
故人との時間ゆっくり取れる対応に追われやすい

家族葬は、一般葬より費用をおさえられる傾向がある一方で、参列者が少ないぶんお香典の金額が少なくなります。お香典をあてにして豪華な葬儀を行い、後でお金が足りなくなるケースもあるので気を付けましょう。

どこまで呼ぶか迷ったときの基本的な判断基準

「どこまで呼ぶか」に迷ったときの基本原則は3つです。

  • 故人の意向を最優先にする:エンディングノート・遺言書に記載がある場合はそれに従う
  • 後々トラブルにならないかを考える:呼ばなかったことで長期的な人間関係に影響が出ないか
  • 迷ったら呼ぶ方が無難:参列者の範囲に明確な決まりはありませんが、お呼びするべきか迷った場合は、できるだけお声がけをしておくことをおすすめします。

第2章:家族葬はどこまで呼ぶ?親族の範囲を決める基準

親等で考える基準(2親等以内を目安にするケース)

「親等」は血縁の近さを表す単位です。家族葬で参列者の範囲を決める際の目安として最もよく使われます。

家族葬を行う場合、2親等以内の親族だけでとり行うケースが多いです。

2親等以内の場合、1親等である故人の両親、配偶者、配偶者の父母、子供の家族、2親等である祖父母、孫、孫の配偶者、兄弟、兄弟の配偶者、配偶者の祖父母までとなります。

親等の早見表

親等具体的な関係家族葬での扱い
1親等父母・子・配偶者必ず呼ぶ
2親等祖父母・兄弟姉妹・孫基本的に呼ぶ
3親等おじ・おば・甥・姪・ひ孫関係性で判断
4親等以上いとこ等特別な事情がない限り省略することが多い

ただしこれはあくまで目安です。家族葬に招く参列者の範囲で多いのは、故人の家族や両親、子ども・兄弟の家族まで。ただ明確な決まりはないため、家族葬といっても参列者の範囲や人数はバラバラです。

親戚をどこまで呼ぶかは関係性・地域・故人の意向で判断

親等だけで判断するのではなく、以下の要素も考慮します。

関係性の深さ

故人と生前に頻繁に交流していた親戚は、3親等以上でも呼ぶ方が自然です。逆に2親等以内でも疎遠な場合は省略することもあります。

地域の慣習

地方では親戚の範囲を広く呼ぶ慣習がある地域があります。特に田舎では「〇〇家の葬儀に呼ばれなかった」というのが長期的な人間関係に影響することがあります。

故人の意向

エンディングノートや生前の会話で「葬式は家族だけでいい」「あの人には連絡してほしい」という意向が示されている場合は、その遺志を最優先にしてください。

嫁の親・配偶者の兄弟姉妹・友人・会社関係者の扱い方

よく迷う具体的なケースの判断基準を整理します。

嫁の親・婿の親(姻族)

1親等の配偶者の父母は基本的に呼ぶ対象です。ただし疎遠な場合や故人が特に希望しない場合は省略することもあります。

故人の友人

家族葬の範囲に明確な定義はありませんが、一般的には2親等以内の参列者のみ、もしくは故人と親しかった関係者まで声をかけて執り行うことが多いようです。故人と特別に親しかった友人は親族でなくても呼ぶケースがあります。

会社関係者

家族葬では基本的に会社関係者は呼びません。ただし故人が現役で、職場での関係が密だった場合は例外もあります。会社には葬儀後に事後報告するのが一般的です。

近所の方

家族葬では基本的に近所への案内はしません。ただし長年の深い付き合いがある場合は例外として声をかけることがあります。


第3章:家族葬で親戚を呼ばないのはあり?

親戚を呼ばない選択が増える理由

近年、親戚を呼ばない小規模な家族葬が増えています。その背景には以下の理由があります。

  • 費用の問題:参列者が増えるほど飲食費・返礼品費が増加する
  • 準備の負担:参列者が多いと会葬礼状・引き物・食事の手配が大変
  • 高齢化:故人の兄弟・知人が高齢で遠方から来るのが困難
  • コロナ以降の意識変化:少人数で静かに送りたいという価値観の浸透
  • 故人の意向:「派手な葬儀は不要」という生前の希望

後見人として被後見人の葬儀に関わった私の経験では、身寄りがほぼいない状況での家族葬は「誰に連絡するか」という問題から始まりました。

連絡できる親族がほとんどいない場合、小規模な家族葬が唯一の現実的な選択肢になります。

呼ばなかったときに起こりやすいトラブルと後々の配慮

親戚を呼ばなかった場合に起こりやすいトラブル:

葬儀形式や葬儀の内容については、事前に、選んだ理由や意図を明確かつ丁寧に伝えておくことが大切です。もし、故人が家族葬を希望していたのであれば、「故人の意向で」と事前に伝えておくだけでも、このような不平不満を減らすことができます。

特に「なぜ呼んでくれなかったのか」という不満は、葬儀後の法要・相続・日常的な付き合いに長く影響します。

トラブルを防ぐ3つの方法

  1. 葬儀後できるだけ早く事後報告の連絡をする
  2. 「故人の意向で家族だけで執り行いました」という説明を添える
  3. 後日の弔問・香典の受け取り体制を整えておく

後見人・相続人が納得できる判断方法

後見人または相続人として判断する場合、以下の優先順位で考えます。

  1. 故人の意向(エンディングノート・遺言書の内容)
  2. 近親者の状況(健康状態・距離・参列可能かどうか)
  3. 費用の問題(後見の場合は家裁への報告が必要)
  4. 今後の人間関係への影響(長期的なトラブルリスク)

後見人の立場では「本人にとって最善の葬儀」という観点で判断します。財産規模によっては家庭裁判所への事前相談が必要なケースもあります。


第4章:家族葬と言われたら親戚はどうする?

まず確認したい案内・訃報・明記の有無

家族葬と言われたとき、まず確認すべきことがあります。

訃報・案内に何が書かれているか

  • 葬儀の日時・場所が書かれている→参列を促している可能性あり
  • 日時・場所が書かれていない→参列を辞退してほしいという意味
  • 「近親者のみで執り行います」と書かれている→参列は控える

訃報の知らせに「家族葬にて執り行います」といった記述があり、葬儀日程などが一切記載されていない場合があります。

葬儀日程を伏せている場合は、親族のみで見送りをすることを察し、参列は控えるべきでしょう。

参列してよいケースと遠慮すべきケース

参列していいケース

  • 遺族から直接「来てほしい」と連絡があった
  • 訃報に葬儀の日時・場所が明記されている
  • 2親等以内の近親者

遠慮すべきケース

  • 訃報に日時が書かれていない
  • 「家族のみで執り行います」と明記されている
  • 遺族から連絡がなく、他人から訃報を聞いた

迷った場合は、遺族に直接確認するのが最も確実です。

電話一本で「参列してもいいでしょうか」と聞くことは失礼にはなりません。

参列が迷惑になる可能性があるケースと失礼にならない対応

家族葬と知りながら参列しようとする行為は、遺族への配慮に欠ける場合があります。家族葬の場合、故人と近いごく限られた方たちで見送りを行うことが一般的です。同伴者をともなって参列して良いか遺族に確認しておくのが無難でしょう。

失礼にならない参列できない場合の対応

  • 弔電を送る
  • 後日弔問を申し出る(遺族の都合を優先して)
  • 香典を郵送する(現金書留)
  • お悔やみの手紙を送る

第5章:家族葬の連絡方法と案内の仕方

事前・逝去直後・後日で異なる連絡のタイミング

連絡のタイミングは3段階に分かれます。

逝去直後(優先順位順)

  1. 配偶者・子(最優先・電話)
  2. 故人の兄弟姉妹(電話)
  3. 故人の親(電話)
  4. 参列をお願いする親族(電話)

葬儀前(参列しないが知らせるべき人)

3親等までの血縁が近い親族には、相手が参列できないと分かっていても葬儀前に知らせておく方が、後々のトラブル回避には良いでしょう。伝える内容は「亡くなったこと」「家族葬で執り行うこと」「参列を辞退していただくこと」の3点です。

葬儀後(事後報告)

友人・知人・会社関係者・近所の方には、葬儀後1〜2週間以内に連絡します。手紙(挨拶状)が一般的です。

電話・案内状・メールでの伝え方と文例

電話での伝え方(参列を断る場合)

「このたび○○が○月○日に永眠いたしました。
葬儀は故人の意向により、家族のみで執り行います。
大変恐縮ですが、ご参列はご辞退いただきますよう
お願いいたします」

事後報告の挨拶状(文例)

謹啓
このたび父○○は令和○年○月○日に享年○○歳にて
永眠いたしました。
葬儀は故人の遺志により、家族のみの家族葬にて
○月○日に執り行いました。
生前のご厚誼に深く感謝申し上げます。
略儀ながら書中をもってご通知申し上げます。
    喪主 ○○○○

訃報で明記すべき事項

参列をお願いする場合の訃報には以下を明記します。

  • 故人の氏名・享年
  • 逝去の日時
  • 葬儀の日時・場所・式場名・住所
  • 喪主名・連絡先
  • 香典・供花・供物の辞退の有無
  • 駐車場の有無

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第6章:参列・弔問を断りたいときの伝え方

香典・供花・供物・弔電を辞退するときの伝え方

家族葬では香典・供花・供物・弔電を辞退することが多いです。

辞退する場合は訃報・案内状に明記することが最も確実です。

訃報での辞退文例

誠に勝手ながら、ご香典・供花・供物・弔電の儀は
固くご辞退申し上げます。

辞退の意向を伝えていても、届いてしまった場合は受け取って後日丁寧にお礼を伝えてください。

受け取りを拒否するのはマナーとして好ましくありません。

通夜・告別式・後日弔問を遠慮してもらう文例

後日弔問を辞退する場合の伝え方

ご厚意はありがたく存じますが、
諸事情により弔問はご辞退いただいております。
心よりお気持ちのみ受け取らせていただきます。

来てしまった場合の対応

玄関先で丁寧にお断りしつつ、後日のお礼を約束する形が一般的です。長時間の応対はご家族の負担になるため、簡潔に対応してください。

会社・近所・知人へのお悔やみ対応のマナー

会社への連絡

忌引き休暇の申請のため、職場への連絡は必要です。「家族葬で執り行いますので、参列はご辞退いただいております」と伝えることで、職場からの参列を防げます。

近所への対応

葬儀後に隣近所へ直接挨拶する(または挨拶状を送る)ことで、事後の弔問訪問を減らせます。


第7章:家族葬に呼ばれた側のマナー

参列する場合の服装・香典相場・焼香の基本

服装

家族葬に参列するときは、一般葬と同様に、準喪服もしくは略喪服を着用します。男女ともに光沢のない黒い素材を選び、男性はスーツ、女性はワンピースやアンサンブルを着ましょう。

「身内だけだから私服でいい」という考えは誤りです。家族葬であっても服装のマナーは一般葬と同じです。

香典の相場

関係相場
兄弟姉妹3〜5万円
親族(叔父・叔母等)1〜3万円
友人・知人5,000円〜1万円

焼香のマナー

くじら99

家族葬でも焼香の作法は通常の葬儀と同じです。

宗派によって作法が異なるため、不安な場合は喪主または葬儀社のスタッフに確認してください。

参列しない場合のお悔やみ・弔電・後日弔問の方法

弔電の送り方

香典や参列を辞退していても弔電は受け取ることが多いです。ただし「弔電もご辞退いたします」と明記されている場合は送りません。宛先は斎場・葬儀会場にします。

お悔やみの手紙

弔電より丁寧な印象を与えます。白封筒に黒インクで書き、縦書きが基本です。

後日弔問

遺族の都合に合わせて事前に連絡を取り、了承を得た上で訪問します。長居は避け、30分程度を目安にしてください。

家族葬でやってはいけない迷惑行為

  • 呼ばれていないのに参列する
  • SNSに葬儀の写真を投稿する
  • 遺族に香典を無理に押し付ける
  • 葬儀の詳細を第三者に教える
  • 事前連絡なしに弔問に押しかける

第8章:後見人・相続人として家族葬を手配した実体験

後見人として葬儀業者に連絡・手配した実際の手順

被後見人Aさんが亡くなったとき、後見人の権限はその瞬間に終了します。しかし現実的には葬儀の手配に後見人が関わることが多いです。

私がAさんの葬儀で実際にやったこと:

  1. 施設から連絡を受けた直後に遺族(連絡可能な親族)に通知
  2. 「どの葬儀社に頼むか」を親族と相談
  3. 葬儀社に連絡・見積もり取得
  4. 参列者の範囲を親族と協議
  5. 家庭裁判所への報告(後見人としての業務完了報告)

後見人が葬儀費用を被後見人の財産から支出する場合は、原則として家庭裁判所の許可または事後報告が必要です。家裁に事前確認することをすすめます。

「誰に連絡するか」で迷った実体験と判断の基準

身寄りが少ないAさんのケースでは「誰に連絡するか」の判断から始まりました。

連絡できる親族が極めて限られている状況で私が判断したのは「少なくとも相続人になり得る方全員に連絡する」という基準でした。相続権のある方に連絡しないと、後の相続手続きでトラブルになる可能性があります。

後見人・相続人の立場で葬儀の参列者を決める場合の実務的な判断基準:

  • 相続人(配偶者・子・親・兄弟姉妹)には必ず連絡する
  • 3親等以内の親族には事前または事後に連絡する
  • 費用の問題は後見の場合、規模の判断前に家裁に相談する
  • 「故人ならどうしたかったか」という視点を最後の判断基準にする

後悔しないための生前準備と葬儀社への相談ポイント

後見人として葬儀を経験して最も感じたのは「生前に準備をしておけばよかった」ということです。

今すぐできる生前準備

  • エンディングノートに「誰を呼ぶか」「どの葬儀社に頼むか」を書いておく
  • 葬儀社の資料を取り寄せて費用感を把握しておく
  • 家族間で「家族葬にするか一般葬にするか」を話し合っておく

葬儀社選びは「亡くなってから」では精神的余裕がありません。

亡くなってから葬儀社を探すとなると、複数社のプラン内容を慎重に比較することができません。精神的な負担もあるため、内訳を確認できないまま決めてしまうケースもあります。


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第9章:まとめ|どこまで呼ぶか迷ったときの結論

ケース別の最終整理

状況判断
2親等以内の近親者基本的に呼ぶ
3親等の親族関係性・地域の慣習で判断
故人の親友特別に親しければ呼ぶ
会社関係者基本的に呼ばない・事後報告
近所の方基本的に呼ばない・事後報告
呼ぶか迷う人迷ったら呼ぶ方が無難

親族・友人・会社への連絡で大切な考え方

くじら99

「どこまで呼ぶか」は法律で決まっていません。

だからこそ、最終的な判断基準は「故人が望んだか」「遺族が後で後悔しないか」の2点です。

呼ばなかった人へのフォローを丁寧に行うことで、ほとんどのトラブルは防げます。事後報告の連絡を早く・丁寧に行うことが「家族葬を選んだ」という判断への理解を得る最善の方法です。

納得できるお葬式にするための3つのポイント

① 故人の意向を確認する:エンディングノート・遺言書・生前の会話から判断
② 事前に家族で話し合う:「誰を呼ぶか」を亡くなってから考えるのではなく、元気なうちに話し合っておく
③ 葬儀社の資料を事前に取り寄せる:急いで決めると費用が不透明なまま契約してしまう


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よくある質問

Q. 家族葬は何人まで呼んでいいですか?

A. 法律上の人数制限はありません。一般的には10〜30名程度が多いですが、数名のみの超小規模な葬儀から50名程度まで様々です。式場の収容人数に合わせて決めることも一つの方法です。

Q. 親戚を呼ばなかった場合、後から非難されませんか?

A. 呼ばなかった理由を丁寧に説明することで大部分のトラブルは防げます。「故人の意向で家族のみで執り行いました」という説明が最も受け入れられやすいです。葬儀後1〜2週間以内の事後報告を忘れずに行ってください。

Q. 家族葬と言われたら香典はどうすればいいですか?

A. 香典辞退の旨が案内に書かれている場合は送りません。明記されていない場合は、参列する際に持参するか、参列しない場合は郵送(現金書留)または後日持参する形で対応します。

Q. 後見人が喪主を務めることはありますか?

A. 後見人が喪主を務めることは通常ありません。後見人の権限は被後見人の死亡と同時に終了します。喪主は相続人(配偶者・子等)が務めるのが一般的です。ただし身寄りがない場合は、後見人が実務的に葬儀の手配を支援することがあります。

Q. 家族葬の費用はどれくらいかかりますか?

A. 2024年の調査では全国平均105.7万円(鎌倉新書調べ)です。ただし規模・地域・葬儀社のプランによって大きく異なります。税込89,100円〜の格安プランから、通夜・告別式を含む標準的なプランまで様々です。事前に複数社の見積もりを比較することをすすめます。

Q. 生前に家族葬を希望していた場合、どう準備すればいいですか?

A. エンディングノートに「家族葬を希望する」「誰を呼ぶか」「どの葬儀社に頼むか」を書いておくのが最も確実です。また葬儀社の資料を事前に取り寄せて費用感を家族と共有しておくと、いざというときの判断がスムーズになります。


くじら99(元・成年後見人)

300km離れた認知症の親族のため、働きながら家庭裁判所に選任され、成年後見人を3年間務めました。被後見人の死後に葬儀の手配・参列者の判断・家庭裁判所への報告まで実際に経験した立場から、「家族葬はどこまで呼ぶか」で迷っている方に向けてこの記事を書きました。

※当サイトは個人の実体験に基づく情報提供であり、法的助言ではありません。葬儀の判断は個別の状況によって異なります。本ページのリンクには広告(PR)を含みます。出典:鎌倉新書「第6回お葬式に関する全国調査」(2024年)


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