目次
プロフィール

名前: くじら99(@9jira99)
職業: 会社員・元成年後見人
いわゆるサラリーマンです。
コロナ禍のある日、認知症の親戚の法定成年後見人になりました。
約3年間、普段の仕事とは別に成年後見人の業務を行いました。
有給休暇や自分の時間を費やした経験をお伝えします。
はじめに:遠く離れた親族の「もしも」に不安を抱えるあなたへ
ブログ「成年後見人のリアル」にご訪問いただき、本当にありがとうございます。
くじら99運営者の くじら99(@9jira99) と申します。
私は現在50代。首都圏の企業で中間管理職として働く、ごく普通の会社員です。法律の専門家でも、介護のプロでもありません。
そんな私がなぜ、このような専門的なブログを立ち上げたのか。
それは、300km以上離れた地方に住む「認知症の叔父」の成年後見人を務め、さらに本人が亡くなった後の「相続手続き」において、心身が崩壊するほどの泥臭い苦労と、消えることのない「後悔」を経験したからです。
もし今、あなたが
- 「遠くに住んでいる親の物忘れが激しくなってきた」
- 「おひとりさまの親族が倒れたら、誰が手続きをするんだろう」
- 「親の財産管理や、亡くなった後の相続なんて何から手をつければいいか分からない」
と、少しでも漠然とした不安を抱えているなら、どうかこの先を数分だけ読んでみてください。
これは、何の準備もしていなかった私に突然降りかかった、そして「明日のあなた」にも必ず起こり得る、残酷なリアル(現実)です。
第1章:突然の電話。300km離れた「おひとりさま」のSOS
すべてが始まったのは、コロナ禍真っ只中の2020年秋。仕事中に鳴った、地元の役所からの1本の電話でした。
「叔父様が倒れました。すでに認知症の症状が進んでおり、早急な保護と財産管理が必要です」
叔父は身元保証人もおらず、社会的に孤立していた「おひとりさま」でした。年に一度会うかどうかの親戚でしたが、私以外に動ける家族はいません。
「自分がやるしかない」。そう腹をくくった日から、中間管理職としての激務と、遠距離での壮絶な「後見人業務」の両立が始まりました。
「資産凍結」という恐怖。成年後見制度の重い現実
認知症になり判断能力を失うと、銀行の口座は完全に凍結されます。親族であってもお金は1円も下ろせません。これを法的に解除し、本人の代わりに契約行為を行うのが「成年後見人」です。
【引用:認知症による資産凍結のリスク】
第一生命経済研究所の推計によると、認知症の人が保有する金融資産は、2030年度には215兆円に達するとされています。これは家計金融資産全体の1割を超え、事前に対策を打たなければ、莫大な資産が「凍結」され、社会的な課題となることが指摘されています。
出典:[第一生命経済研究所「認知症高齢者の金融資産」レポートより]
私は家庭裁判所に申立てを行い、数ヶ月にわたる審査と面談を経て、ようやく「成年後見人」に選任されました。しかし、本当の地獄はここからでした。
- ゴミ屋敷での家探し: 財産を把握するため、ホコリと悪臭にまみれた実家で通帳や保険証券を探し回る日々。
- 自腹での立て替え: 凍結が解除されるまで、数十万円の施設費用や未払い請求を自分のポケットマネーで立て替えました。
- 1円単位の裁判所報告: 「本人のために使ったお金」であることを証明するため、すべての領収書をエクセルで管理し、家庭裁判所へ厳密な収支報告書を提出する義務。
これらを、仕事と家庭生活の合間を縫って、すべて一人でこなさなければならなかったのです。
第2章:後見の終わりに待つ、真のラスボス「相続地獄」
約3年間、私は叔父の生活を守り抜きました。そして叔父は息を引き取り、私の成年後見人としての任務も終了しました。
「これでやっと、普通の生活に戻れる……」
そう安堵した私に、家庭裁判所や弁護士は無情にもこう告げました。
「成年後見の業務は終わりましたが、次は『相続手続き』をご自身で進めてくださいね」
そう、人が亡くなった後に発生する「相続」は、成年後見人の業務とは全く別の手続きだったのです。そしてそれは、後見業務を遥かに凌駕する煩雑さでした。
- 終わらない戸籍収集: 叔父の出生から死亡までのすべての戸籍を、全国の役所に郵送で請求する途方もない作業。
- 実印の押し付け合い: 遠方に散らばる他の相続人(親族)を探し出し、遺産分割協議書に実印を押してもらう精神的ストレス。
- 10ヶ月のタイムリミット: 相続税の申告には「死後10ヶ月」という厳格な期限があり、1日でも遅れたり、自分で計算ミスをすれば重いペナルティ(追徴課税)が課されます。
【引用:相続税申告の期限とペナルティ】
相続税の申告及び納税の期限は、被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内です。(中略)期限内に申告しなかった場合や、申告漏れがあった場合には、加算税や延滞税が課される場合があります。
出典:[国税庁 相続税の申告と納税]
成年後見人で有給休暇も使い果たし、心身ともに削られていた私にとって、この相続手続きを自力でこなすことは、完全に「限界」を超えていました。
第3章:私の2つの大きな「後悔」と、あなたへの解決策


これらの地獄のような経験を通じて、私には一生消えることのない「2つの大きな後悔」があります。
このブログを読んでいるあなたには、絶対に同じ後悔をしてほしくありません。ご自身の状況に合わせて、以下の「解決策」をどうか知っておいてください。
後悔①:「親が元気なうち」に対策しなかったこと
【➡ 対象:親や親族がまだ元気で、判断能力がある方】
私が最も後悔しているのは、「叔父がまだ元気なうちに、柔軟な財産管理の仕組みを作っておかなかったこと」です。
成年後見制度は、裁判所の厳しい監督下に入り、家族の自由が一切効かなくなる「最終手段」です。
もし親が元気なうちに「家族信託」という制度を利用していれば、認知症による口座凍結を防ぎ、家族の判断でスムーズに実家の売却や預金の管理ができたのです。
「まだ元気だから大丈夫」という油断が、数年後の家族を地獄に突き落とします。手遅れになる前に、年間数千件の実績がある専門家へ無料相談することを強く推奨します。
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後悔②:相続手続きを「自分で抱え込もう」としたこと
【➡ 対象:すでに親族が亡くなり、相続手続きが始まっている方】
もう一つの後悔は、疲れ果てているにも関わらず「お金がもったいないから」と、相続手続きを自力でやろうとしたことです。
平日日中に役所や銀行をたらい回しにされ、親族との連絡に疲弊し、税金の計算で頭を抱える。……自分の人生の大切な時間を、手続きのために犠牲にする必要はありませんでした。
今は、戸籍収集から不動産の名義変更、相続税申告まで、各分野の専門家がチームとなって【限りなくゼロタッチ(完全丸投げ)】で代行してくれるサービスがあります。ミスをして税務調査に入られるリスクを考えれば、最初からプロに任せるのが最も確実で安上がりです。
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当ブログでは、もうこれ以上無理をしたくないご家族のために、面倒な手続きを【専門家にすべて丸投げ(ゼロタッチ)】できる画期的な代行サービスについて、元・後見人の視点で徹底解説しています。
第4章:よくある質問(FAQ)
ブログ読者の方からよくいただくご質問にお答えします。
Q. 成年後見人や相続のことは、無料の役所相談でも解決しませんか?
A. 役所や家庭裁判所の窓口は、あくまで「手続きのやり方」を教えてくれるだけで、あなたの代わりに書類を集めたり、親族間の揉め事を解決したりはしてくれません。「実務の代行」や「あなたにとって一番有利な方法の提案」は、現場を知る専門家(税理士や司法書士等)にしかできないのが現実です。
Q. くじら99さんは法律の専門家ですか?
A. いいえ、私は法律の資格を持たない一般の会社員です。だからこそ、法律事務所のホームページには書かれていないような「ゴミ屋敷の掃除のつらさ」「立て替え費用のリアル」「専門家に頼むべき本当の理由」といった、血の通った一次情報(生の実体験)をお伝えできると考えています。
Q. 家族信託や相続代行は、実家が地方(遠方)でも依頼できますか?
A. はい、当ブログで紹介しているサービス(おやとこ、相続アシストなど)は、オンライン面談や郵送手続きを活用した「全国対応」のインフラが整っています。遠距離介護や遠方での手続きに悩む方にこそ、最も力になってくれる存在です。
おわりに:あなたの人生と、家族を守るために
成年後見制度や相続・財産管理のリアルな情報は、いざという時に調べようとしても、難しい専門用語ばかりで「現場の本当の苦労」は見えてきません。
このブログ「成年後見人のリアル」では、
- 離れて暮らす親・一人親の今後が心配な方
- すでに親族が認知症になり、資産凍結の危機を感じている方
- 終わりの見えない相続手続きに疲れ果てている方
に向けて、綺麗事抜きの実体験と、本当に役立つ「備え(外部サービスの活用)」の情報を発信し続けます。
私の失敗や苦労の記録が、少しでもあなたの背中を押し、あなたの大切な時間とご家族を守る一助になれば、これ以上の喜びはありません。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
くじら99(@9jira99)
※当サイトは個人の実体験に基づく情報提供を目的としており、法的なアドバイスを行うものではありません。個別具体的な法律・税務の手続きは、必ず弁護士・税理士等の専門家にご相談ください。
