こんにちわ。成年後見人経験者、くじら99(@9jira99)です。
みなさんは、介護施設の種類について説明できますか?
老人ホーム・特別養護老人ホーム・ショートステイ・老人保健施設などなど。色々あります。
すでに、介護保険施設との付き合いのある方も多いと思いますが、私は初めてでした。
成年後見人として、ご本人の介護施設選びと要介護度の管理は重要な業務の一つです。
現在、ご本人Aさんはショートステイに入所しています。
これは短期的・緊急避難的な施設です。今回は、Aさんの体調変化に伴う要介護度の変更申請と、特別養護老人ホームや有料老人ホームへの入所について詳しくお話しします。
ところで、介護施設に入所・通っている親・親族はいますか?
私の場合、緊急的に対応していただいた施設にお世話になりました。
本当はたくさんの選択肢から、介護施設も選びたいですよね。
今は、そういう施設の検索ができるサイトもあります。
こちら、高島屋・そごうなどに実店舗もあるようなので安心ですね。
気になる方は、参考にしてみてください。
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目次
費用の支払い
今まで猶予いただいた入所費用・医療費について支払いを行いました。
成年後見人の大事なお仕事です
ここまで、色々とお世話になり感謝であります。
本当に感謝しています。ありがとう
ショートステイの現状と今後の計画
同時に、ショートステイからの施設移動の相談がありました。
ご本人Aさんは現在、ショートステイに入所しています。
ショートステイは短期間の介護を提供する施設です。
緊急時や家族の介護負担軽減を目的としています。
特別養護老人ホームへの入所
今回お世話になった担当者Bさんより、最終的には特別養護老人ホームに入ることを目標としましょうというアドバイスをいただきました。
特別養護老人ホーム(特養)は、要介護度が高い高齢者向けの長期入所施設です。
特養への入所は、要介護度3以上の方が対象となります。
特養は公的な施設であり、費用が比較的安価であるため、入所待機者が多いです。
有料老人ホームへの一時入所
特養への入所待機期間中に、有料老人ホームを利用することになりました。
有料老人ホームは民間企業が運営しており、比較的短期間で入所できる場合が多いです。
有料老人ホームには、介護付き、住宅型、健康型の3種類があり、ご本人Aさんの状況に合わせて適切な施設を選ぶ必要があります。
今回は介護付きになります
要介護度の変更申請
同時にご本人Aさんの体調変化に伴い、要介護度の変更申請を行うことになりました。
要介護度は、介護保険サービスの利用条件や施設入所の基準に影響を与えるため、正確な申請が重要です。※手続きは、介護施設の担当者が行いました。
要介護度の認定基準
要介護度は、要支援1・2および要介護1~5の7段階に分かれています。
特養への入所には、基本的に要介護3以上の認定が必要です。
- 要支援1・2: 日常生活に支援が必要な軽度の状態
- 要介護1: 部分的な介助が必要な状態
- 要介護2: 部分的な介助に加え、一部の行動に介助が必要な状態
- 要介護3: ほぼ全般的な介助が必要な状態
- 要介護4: 日常生活の大部分に介助が必要な状態
- 要介護5: ほぼ全ての行動に介助が必要な重度の状態
要介護度の変更手続き
要介護度の変更申請は、市区町村の介護保険窓口にて行います。
具体的な手続きは以下の通りです。
- 申請書の提出
要介護認定の変更申請書を市区町村の介護保険窓口に提出します。 - 訪問調査
認定調査員がご本人Aさんの居住地を訪問し、日常生活の状況を調査します。
この際、家族や成年後見人としての意見も重要です。 - 主治医の意見書
Aさんの主治医から意見書を取得し、申請書に添付します。 - 認定審査会での審査
訪問調査の結果と主治医の意見書を基に、認定審査会が要介護度を審査します。 - 結果の通知
審査結果が通知され、新しい要介護度が確定します。
ここまで、介護施設の担当者さんに対応をいただきました。
要介護度の変更による影響
要介護度が変更されると、介護サービスの内容や利用可能な施設が変わります。
要介護度3以上であれば特養への入所が可能になります。
ご本人Aさんの長期的な介護環境が安定します。
介護施設選びのポイント
介護施設を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 施設の種類とサービス内容
施設の種類(特養、有料老人ホーム、ショートステイなど)と提供されるサービス 内容を確認します。
- 費用
施設利用にかかる費用を確認し、予算に合わせて選びます。
特養は公的施設であり、費用が安価。有料老人ホームは費用が高めです。 - 施設の環境と立地
施設の環境や立地条件も重要です。
ご本人Aさんにとって快適でアクセスしやすい場所を選びます。 - 入所待機期間
特養は入所待機期間が長くなります。
有料老人ホームやショートステイを利用しながら待機することになります。
地域によっては、多くの選択肢はないこともあります
老人ホーム・介護施設を、単にネットで探すだけだとたくさんあります。
候補施設を決めるだけでも大変です。
老人ホーム・介護施設専門の検索サイトもあるみたいです。
まとめ
成年後見人としての介護施設選びと要介護度の管理。
ご本人Aさんの生活を支えるために非常に重要な業務です。
特養への入所を目指しながら、有料老人ホームやショートステイを適切に利用することで、Aさんに最適な介護環境を作ることになりました。
また、要介護度の変更申請を通じて、Aさんの状態に応じた適切な介護サービスを受けることができます。
もちろん、要介護度変更の話は家庭裁判所に上申します
上申や対応が必要かどうかは、気になったら相談した方が良いですね。
特別養護老人ホームへの入所については、こちらの記事で書いています。
これからは、業務のルーチン化をしなければなりませんね。
細々とした話にもなりますが、これからもお付き合いください。
ではまた。