あなたは知っていますか?認知症とMCI(軽度認知障害)

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こんにちわ。成年後見人経験者、くじら99(@9jira99)です。

前回は、成年後見人制度と家族信託の違いについてのお話でした。
そもそも、身体が丈夫で認知機能も問題ない、健康な状態が一番なわけです。

このブログを読んでくださる皆さんは、自分の親の健康状態について理解していますか?

高齢化が進む現代社会では、認知症のリスクがますます高まっています。
特に離れて暮らす親や一人暮らしの高齢者に対して、認知症を早期に発見できるか。

くじら99

非常に重要なポイントです。

私の場合は、すでに認知が進んだ状態で連絡がありました。
近隣住人や自治体・社会福祉協議会等のお世話になりつつ、
成年後見人制度を利用することで、ご本人Aさんの生活を支えることになりました。

そうなる前、早期に対応することで、親御さんの生活の質を維持し、ご家族の負担を軽減することができれば、それに越したことありません。

今回は、認知症とその前段階である軽度認知障害(MCI)についての理解をして、
早めの対策ができるように、対応策をお伝えいたします。

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認知症とMCI(軽度認知障害)とは?

認知症とは

認知症は、記憶や思考、判断力に影響を及ぼす疾患であり、日常生活に支障をきたすことがあります。
アルツハイマー型認知症が最も一般的で、その他にも血管性認知症やレビー小体型認知症などがあります。

65歳以上の高齢者の6人に1人が認知症を患うと言われており、症状が進行すると、日常的な活動が難しくなることが多いです。

MCI(軽度認知障害)とは

MCIは、認知症の前段階であり、記憶や思考の一部に軽度の障害が見られる状態です。

MCIの段階では、日常生活に大きな支障はないものの、認知症に進行するリスクが高いとされています。

早期にMCIを発見し、適切な対応をすることで、認知症の進行を遅らせる可能性があります。

認知症が心配な方へ

認知症とMCIのリスクとその影響

認知症やMCIは、高齢者だけでなく、その家族や周囲の人々にも大きな影響を与えます。

特に、認知症が進行すると、家族の介護負担が増え、日常生活が大きく変わることがあります。早期に症状を発見し、適切なケアを行うことが重要です。

離れて暮らす親御さんの心配

離れて暮らす親や一人暮らしの高齢者に対して、日常の変化を見逃さずに把握することは難しいものです。認知症やMCIの症状は徐々に進行するため、早期に気づくことで介入や支援が可能になります。

早期発見と対応策

認知機能低下の早期発見後の対応は、被後見人の生活の質を向上させるために重要なステップです。
以下に、早期発見後に取るべき具体的な対応策をまとめました。

専門医の診断を受ける

初期診断の重要性
早期に認知機能の低下に気づいた場合、まずは専門医の診断を受けることが重要です。
認知症にはさまざまな種類があり、それぞれに適した治療法が存在します。専門医は、詳細な診察と検査を行い、正確な診断を下します。

診断に基づく治療計画
診断が確定したら、医師とともに治療計画を立てましょう。
認知症の進行を遅らせる薬物療法や、日常生活のサポートが含まれることがあります。
また、適切なリハビリテーションや心理的サポートを受けることで、症状の進行を緩和することが可能です。

日常生活のサポート

生活環境の整備
認知機能が低下した被後見人が安全で快適に生活できるよう、生活環境を整えましょう。

家の中の危険箇所を見直し、事故を防ぐための対策を講じることが重要です。
例えば、転倒防止のために床をすべりにくい素材にする、階段に手すりを設けるなどの工夫が考えられます。

適切なケアサービスの利用
デイサービスや訪問看護、介護サービスなど、外部のサポートを活用しましょう。
親御さんの健康状態を定期的にチェックし、必要なケアを受けることができます。

家族や介護者との連携

コミュニケーションの強化
認知機能の低下が見られる場合、家族や介護者との連携が重要です。

定期的にコミュニケーションを取り、状態や必要なケアについて情報を共有しましょう。

家族のサポートとエデュケーション
家族にも認知症についての理解を深めてもらい、適切な対応を学んでもらうことが大切です。

認知機能の低下が早期に発見された場合、迅速かつ適切な対応が必要です。
専門医の診断を受け、日常生活のサポートや家族との連携を強化することで、被後見人の生活の質を向上させることができます。

早期発見するために必要なこと

認知機能低下の早期発見について、同居している・近くで暮らしている方は早めに気づくことができるかもしれません。

もし遠く離れた都会で仕事をしている方であれば、体調の変化に気づくことは難しいかもしません。お盆・年末年始の休暇ぐらいしか、実家に帰らない人にとっては難しい問題です。

また、自分自身が認知症ではないかという心配の高齢者も多いことでしょう。

離れた高齢の親御さんをスマホで見守るシステムがあります。

高齢の親が一人で生活していると、健康や日常の安全が気になりますよね。

特に離れて暮らしている場合、毎日の生活の様子や急な体調の変化が不安材料になることも多いでしょう。

そんな時に便利なのが、ソニーが提供するスマートホームサービス MANOMA「親の見守りセット」 です。

このサービスは、最新のIoT技術を活用して、親の生活を見守りながら、必要なコミュニケーションも同時に取れる優れたセットです。

見守りとコミュニケーションを両立する魅力

冷蔵庫やトイレ、玄関などのドアの開閉を検知

親がちゃんと食事をしているか、家の出入りが正常かなどを確認できます。「ちゃんと食べているかな?」や「外出して戻ってきたかな?」という日々の小さな心配が、この機能で解消されます。

室内カメラでリアルタイム映像確認

室内カメラが親の動きを捉え、リアルタイムでその様子を確認できるのは大きな安心感があります。録画機能もあるので、後から様子を確認することもできます。

アプリを通じて親と会話ができる

映像を見ながら、「今日も元気?」といったコミュニケーションをスマホから簡単に取れるため、親がひとりでも孤独を感じさせないサポートができます。ちょっとした一言も、親にとっては安心の言葉になること間違いなしです。

くじら99

あの、SONYが開発したサービスです。

ぜひ、一度ご確認ください。

まとめ

認知症・MCIについて、早期に対応することで、より良い支援とケアを提供することができます。生活の準備対応も、早め早めの行動ができます。

法的な制度の前に、まずは親御さんの健康状態の見守りと把握が大事ですね。
ご家族間の会話や最新のシステムを利用して、安心安全な環境を構築しましょう。

次回以降も、成年後見人のリアルをお伝えしますね。

くじら99

ではまた。

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